『ひとりじめ』を読み終えて


図書館で借りた当日に一気読み。

浅田美代子さんによる樹木希林さんとの

交流録。

お二人の事はバラエティー番組「ぴったんこカンカン」を観て楽しみました。

仲の良さは、うらやましい限りで

芸能界という特別な世界にいてもおごらず、

人としての誠実さを説く希林さん。

本心を分かち合える関係であったと語る

浅田美代子さん。

馬が合うとはまさにお二人の事だと思います。


希林さんは

「癌という病は、死に至るまでに時間がある。

お別れの準備期間なんだよ」

と言っていたそう。

両親を癌で亡くした私は振り返り苦み走る。

あの時の過ごし方は、あれでよかったのか、

この希林さんの言葉をあの時知っていたら、もっと違った時間を過ごせたのではないかと・・・

いい年をして甘えかも知れませんが。


樹木希林さんの生き方、考え方にはうなります。

少しでも自分自身に投影できたらと思います。


そして今後の浅田美代子さんの活躍を楽しみにしながら。