『李王家の縁談』を読み終えて




明治、大正、昭和の世を過ごした梨本宮伊都子妃という方から放たれる皇族のお話。


皇族の世界など、別世界すぎて、そもそもたいした知識もないものの、好奇心から触れてみた一冊。


皇族の婚姻も結婚生活も様々な思惑や政治的背景、時代の流れで変化し、継続することの難しさといったら・・・。

しかし、これほど詳細に語られた結婚事情はリアルで良くも悪くもため息のもです。


過去にミッチーブームが沸き起こった頃、反対する皇族がいたとテレビが何かで聞き、印象に残っていましたが、この本を読んで、そこにつながりました。


自分の置かれた立場の中で幸せを見出し、前を見つめることは、皇族の方に限らず全ての人にいえる大切な心のありようだと感じました。