『三千円の使いかた』を読み終えて


図書館に予約して、ようやく読むことができました。

話題になっていたので、ずーっと楽しみにしていました。

とある一家のお金にまつわるそれぞれの物語。


祖母の言葉で

「あの世に持っていけないから使いましょうというのとお金がどれだけあっても不安だから節約しなくちゃという相反した言葉が同じ口から出るのが老人というものだ」

と言うセリフが印象的でした。

この祖母に限らず、誰もがお金にまつわるジレンマを抱えて日々暮らしているのだろうと思いました。

私など最早、消費の誘惑に麻痺している部分あるなぁと改めて感じました(汗)

自分の生活を見直すきっかけ作りのヒントがありました。



そして暑さの中、軽めの食事にはこれ!




カルディのそうめんのかけつゆ。

どれもとっても美味しいんです(^ ^)

ワッフル作りと向田邦子さんのエッセイ



子どもが小さい頃、よく言っていたダジャレ

「このワッフル、わっふるー」


なつかしすぎます(´-`)


最近、ワッフルメーカーを買ったので、気軽に

作れるようになってうれしいです(^^)



向田邦子さんのエッセイを読みながら、

味わいました。

残りは明日のおやつにしよう。


向田邦子さん、今の私の年齢より若く

お亡くなりになってしまった。

もしも

もしも

ご存命であったなら、まだまだどんな素敵な

作品を執筆された事かと、思わずには

いられません。

もっと

もっと

向田邦子さんの作品を読みたかった。


このエッセイの中にいる幼い向田邦子さんは

知的で、純粋で、好奇心にあふれた素敵な

女の子です。


あまりに有名な「字のない葉書」

疎開する末の妹にお父さんが「元気ならマルを書いて毎日ポストに入れなさい」とたくさんの葉書を持たせ、娘を案じた。

が、次第にマルが小さくなり、心配して

上の妹が逢いに行く。

姉を見て泣きだす妹の心情を思うと、私も胸が

締めつけられます。


この本は私を心豊かにしてくれる、大切な本の

ひとつになりました。

『李王家の縁談』を読み終えて




明治、大正、昭和の世を過ごした梨本宮伊都子妃という方から放たれる皇族のお話。


皇族の世界など、別世界すぎて、そもそもたいした知識もないものの、好奇心から触れてみた一冊。


皇族の婚姻も結婚生活も様々な思惑や政治的背景、時代の流れで変化し、継続することの難しさといったら・・・。

しかし、これほど詳細に語られた結婚事情はリアルで良くも悪くもため息のもです。


過去にミッチーブームが沸き起こった頃、反対する皇族がいたとテレビが何かで聞き、印象に残っていましたが、この本を読んで、そこにつながりました。


自分の置かれた立場の中で幸せを見出し、前を見つめることは、皇族の方に限らず全ての人にいえる大切な心のありようだと感じました。